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長谷川和彦(はせがわかずひこ)

プロフィール
1946年、広島県生まれ。広島大学付属高校から東京大学文学部に進学。在学中の1968年に今村昌平の今村プロに入社。映画「神々の深き欲望」の制作スタッフとなる。1970年の今村監督の「にっぽん戦後史・マダムおんぼろ生活」では助監督を務める。1971年、日活の契約助監督になり藤田敏八、神代辰巳らにつく傍ら、「濡れた荒野を走れ」「青春の蹉跌」「宵待草」などの映画作品や、テレビドラマ「悪魔のようなあいつ」(1975年・TBS)などの脚本を担当。1975年にフリーとなり、翌年「青春の殺人者」で映画監督デビュー。高評価を受けその年の映画賞を多数獲得する。続く「太陽を盗んだ男」(1979)も高評価を受けるが、その後はテレビ、ビデオ、CMなどを演出するだけで映画監督作品は発表していない。1982年には、大森一樹、相米慎二、高橋伴明、根岸吉太郎、池田敏春、井筒和幸、黒沢清、石井聰亙ら若手監督9人による企画・制作会社「ディレクターズ・カンパニー」を設立した。
代表作
悪魔のようなあいつ

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