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安部公房(あべこうぼう)

プロフィール
安部公房 1924年、東京都出身。幼少期を満州で過ごし、終戦も満州で迎えた。1948年東京大学医学部卒業。同年文壇デビュー、1951年芥川賞受賞。1953年初の戯曲を発表し劇作へ傾倒していく。1955年には自身の小説『闖入者』を沼田幸二との共同脚本でラジオドラマ化して朝日放送で放送された。ラジオドラマの執筆を続けながら、1958年『魔法のチョーク』(NHK)で初のテレビドラマ脚本が放送された。映画・テレビドラマ化された著作が数多くある。脚本としては『日本の日蝕』(1959年・NHK)、『煉獄』(1960年・九州朝日放送)、『モンスター』(1962年・NHK)、『虫は死ね』(1963年・北海道放送)、『こんばんは21世紀』(1964年・東京12チャンネル=現テレビ東京)、『目撃者』(1964年・RKB毎日放送)などがある。小説家、劇作家、演出家、エッセイストと国内外で高く評価され、ノーベル文学賞に最も近い人物とまで言われていたが、1993年、急性心不全によって死去。68歳だった。
代表作
日本の日蝕
煉獄
虫は死ね
目撃者

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