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八柱利雄(やずみとしお)

プロフィール
八住利雄 1903年、大阪市出身。早稲田大学卒業。露文学翻訳家、新劇運動家を経て、1936年PCL=現東宝に入社した。脚本第1作は1936年公開の『武士道朗らかなりし頃』、1939年の『樋口一葉』で注目を集め、以後シナリオライターに専念、映画脚本を数多く執筆した。フリーになった後、ラジオドラマ『向う三軒両隣』(1947年~1953年・NHK)は人気を博し、テレビ時代に移って以降も数多くのテレビドラマの脚本・脚色を手掛けた。『愛の舗道』(1955年・NHK)、『女神誕生』(1957年・日本テレビ)、『熱帯魚』(1960年・日本テレビ)、『夫婦まつり』(1960年・TBS)、『七人の孫』(1964年~1966年・TBS)、『東は東 西は西』(1965年・NET=現テレビ朝日)、芸術祭奨励賞受賞『秋の蝶』(1966年・中部日本放送)、『意地悪ばあさん』(1967年~1969年・読売テレビ)など脚本の他に、脚色作品も多数遺している。元・日本シナリオ作家協会理事長で著作権の確立に尽力した。1991年、88歳で死去。
代表作
秋の蝶

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