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久里子亭(和田夏十、市川崑)(くりすてい)

プロフィール
久里子亭は、市川崑監督と和田夏十(市川監督夫人)の共同ペンネームで作家のアガサ・クリスティから命名された。後年は市川と脚本家の日高真也の合作名義に変わった。市川崑は、1915年、三重県生まれ。京都J.O.スタジオ(東宝映画京都撮影所の前身)にアニメーターとして入社。後に助監督部へ転籍して上京。1948年に新東宝の「花ひらく」で長編監督デビュー。娯楽映画からドキュメンタリー、テレビ時代劇まで幅広く手がけた。2008年2月、92歳で没。 和田夏十は、1920年、兵庫県生まれ。戦後間もなく東宝撮影所で通訳をしていたときに、助監督時代の市川崑と知り合った。結婚後は、脚本家としてほとんどの市川作品の脚本を手がけ、公私におけるパートナーを務めた。1983年、62歳で没。市川と和田による久里子亭が脚本を担当したテレビドラマには、「恋人」(1959年・日本テレビ)、「冠婚葬祭」(1959年・日本テレビ)、「足にさわった女」(1960年・日本テレビ)などがある。
代表作

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