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マンモスタワー

作品No
ST-00016
放送年
1958年
放送系列/制作局
KRT
脚本家
白坂依志夫
単発/連続
単発
受賞歴
芸術祭奨励賞(脚本)
作品紹介
東芝日曜劇場枠を80分に拡大して生放送。初期のテレビドラマは技術・内容とも未熟で“電気紙芝居”と揶揄されていたが、テレビ対映画という新旧メディアの闘いを群像劇として描いた映画出身の白坂依志夫の脚本は第13回芸術祭奨励賞を受賞。映画にも負けない作品として高い評価を受けた。  東京タワーの建設が進む中、映画会社の重役会議では“新興のテレビ恐れるに足らず”の声が強かったが、制作本部長の黒木は旧態依然の制作方針に疑問を感じていた。彼は自社の新人女優に注目していたが、彼女は先の見えない映画の大部屋生活に嫌気がさしてテレビ局の専属タレントになってしまう。映画界からの人材流出が始まる一方、テレビ局は自前の人材を養成する研究所を作るなど、映画に追いつき追い越せと意気盛んだった。だが映画会社は安定した収入に安心し、テレビを脅威に感じることもなく、来るべきテレビの時代を予見できなかった……。
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