シリーズ街「表通りへぬける地図」
								
					
						- 作品No
 - ST-00349
 
													- 放送年
 - 1988年
 
												
													- 放送系列/制作局
 - テレビ朝日
 
																			- 脚本家
 
							- 
																	
									山田太一
															
 
																															- 単発/連続
 - 単発
 
																									- 受賞歴
 - 日本民間放送連盟賞最優秀賞
 
																			- 作品紹介
 -  東京・原宿のブティック経者・風宮ユキエは、その美貌とファッション・カウンセリングが人気となり、今ではマスコミの寵児となっている。そんなユキエのところへ、高校時代の同級生・桐原理佐が突然やって来る。彼女はユキエとは正反対で、成績優秀ではあったがいわゆるブスと呼ばれる女性だった。ここから、見た目で得をしている女性と損をしている女性の葛藤が始まるのだが、それはユキエの学歴コンプレックスと理佐の容姿コンプレックスのぶつかり合いでもあった。そしてそこで、ユキエは自分が美貌を売るお飾り経営者であることを打ち明け、「見た目しか問題にされないのは同じよ」と落ち込む。そして二人して、「どっち向いてむいても若い女。銀行のポスターも製鉄所の宣伝もラーメンの宣伝からお墓のコマーシャルまで若い女」とうなづき合う。
 外見より人柄と言ったことで済ませるのは容易い。しかし山田太一は、ユキエには操り人形でもちゃんと仕事をしていれば何かが身につくと、理佐には「外見と内面をひっくるめて、あなたなの」とそれぞれのアイデンティティーを外見をひっくるめた経験と個性に求める。山田太一ドラマの予見性と言うことでいえば、理佐の太ったモデルへの道がそれを如実に示している。
 
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