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Betsuyaku Minoru

Profile
1937年、満州生まれ。長野北高校(現長野県長野高等学校)から早稲田大学政治経済学部に入学。在学中にカフカやベケットに影響を受けた不条理劇を書き始め、1962年、被爆する男の孤独と不安を描いた「象」で注目を集める。1966年には演出家の鈴木忠志らと早稲田小劇場を結成。1968年に「マッチ売りの少女」「赤い鳥の居る風景」で岸田国士戯曲賞を受賞する。1970年に「街と飛行船」「不思議の国のアリス」で紀伊国屋演劇賞個人賞、1988年に「ジョバンニの父への旅」で芸術選奨文部大臣賞、2008年に「やってきたゴドー」で鶴屋南北戯曲賞を受賞するなど受賞歴多数。生涯で130にも及ぶ戯曲を発表した。テレビドラマの脚本も執筆。いずれもNHKで「静かなる爆薬」(1972年)、「あの角の向う」(1974年)、「うわさの委員会」(1975年)、「愛を病む」(1980年)、「星の牧場」(1981年)「人間到る処青山あり~ニューヨーク巡礼行」(1992年)などを手がけた。2020年3月、82歳で没。
Masterpieces
うわさの委員会

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