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唐十郎(からじゅうろう)
- プロフィール
- 1940年、東京都生まれ。明治大学文学部演劇学科卒業。1963年に劇団シチェエーションの会(翌年「状況劇場」に改名)を旗揚げ、サルトル作の「恭しき娼婦」を公演する。翌年には初の戯曲「24時53分『塔の下』行きは竹早町の駄菓子屋で待っている」を執筆。1967年、「腰巻お仙―義理人情いろはにほへと篇」を新宿花園神社境内の紅テントで上演する。これ以降、劇作家、演出家、俳優として多くの舞台・映画・テレビドラマに関わる。1970年「少女仮面」で岸田國士戯曲賞を受賞。1988年に状況劇場を解散し、劇団「唐組」を旗揚げ。2003年発表の「泥人魚」で紀伊國屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞を受賞した。作家としても活躍し、1983年には「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞している。脚本を手がけたテレビドラマには、「幻のセールスマン」(1974年・NHK)、「安寿子の靴」(1984年・NHK)、「青春牡丹燈籠」(1993年・NHK)などがある。
- 代表作
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安寿子の靴