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松原敏春(まつばらとしはる)
- プロフィール
- 1947年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。学生時代、永六輔の放送作家集団・ニコニコ堂に参加。「巨泉・前武のゲバゲバ90分!」「コント55号のなんでそうなるの?」などバラエティ番組の構成作家としてプロの道へ。1971年、三波伸介主演の「つんつくてん」でドラマに進出し、森光子主演の「かくれんぼ」で脚本家として一本立ち。以降、青春物、ホームドラマ、時代劇などを幅広く執筆。80年代後半、浅野温子と浅野ゆう子がW主演した「抱きしめたい!」でトレンディドラマブームを巻き起こす。一方で笑いとペーソスを含んだ情感あふれる人間ドラマを独特の語り口で描き続けた。また、佐藤B作率いる劇団東京ヴォードヴィルショーに参加し、劇作家・演出家として活躍。作詞も手がける。1992年に「家族日和’93」「平成5年、女のいくさ」で向田邦子賞、「天国までの百マイル」で2001年度の芸術祭優秀賞受賞。2001年死去。
- 代表作
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抱きしめたい!