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Egami Teruhiko
- Profile
- 江上照彦 1910年、福岡県大牟田市生まれ。翻訳家、評論家、エッセイスト。東京帝国大学卒業後、満州に渡り満州電業勤務。復員後、発足した「社会思想社」の役員になった。1931年相模女子大学で専任講師となり後に名誉教授となった。英米演劇の講座を上智大学、明治大学でも持った。テレビ草創期、海外テレビドラマ作品を翻訳した先駆者であり、日本放送作家協会の理事も務めた。1959年、NHKで放送されたレジナルド・ローズ原作のドラマ『ある町のある出来事』を翻訳・翻案し、同年度の芸術祭奨励賞を受賞した。テレビドラマ脚本としては、『祝婚歌』(1957年・NHK)、『嫁』(1958年・NHK)、『姑』(1959年・NHK)、人形劇『ロボッタン』(1961年・TBS)、『判決』(1963年・NET=現テレビ朝日)、『争点』(1967年・NHK)、他。海外原作の脚色としては、『子を取ろうの霊』(1959年・NET=現テレビ朝日)、『河東寒吉のふしぎな世界』(1970年・NHK)他多数。1990年80歳で没した。
- Masterpieces
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ある町のある出来事