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Shiroyama Saburo
- Profile
- 城山三郎 1927年、愛知県名古屋市生まれ。本名:杉浦英一。理工系学生で徴兵猶予の身であったが海軍に志願入隊、特攻隊訓練中に終戦を迎えた。1952年一橋大学卒業。愛知学芸大学専任講師を務める中、1959年に発表した小説「総会屋錦城」で直木賞を受賞、経済小説の先駆者となる。1963年作家業に専念。受賞歴は枚挙に遑がなく、社会小説、伝記小説、戦争小説の分野でも第一人者と評された。随筆、ノンフィクション、対談集、そして翻訳家として著したものも数多く出版されている。歴史小説「黄金の日々」は1978年、市川森一、長坂秀佳の脚色でNHK大河ドラマ化された。原作として映画・テレビドラマ化された著作が多数ある一方で、テレビドラマ脚本も手掛けており、『総会屋錦城』(1959年・ラジオ東京=現TBS)、『壁』(1959年・中部日本放送)、『汽車は夜9時に着く』(1962年・NHK名古屋)、『落日燃ゆ』(1976年・NET=現テレビ朝日)などがある。2007年没。79歳であった。
- Masterpieces
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壁
汽車は夜9時に着く