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大島渚(おおしまなぎさ)

プロフィール
大島渚 1932年、岡山県出身。1954年、京都大学を卒業し、松竹大船撮影所に入所。1959年、映画『愛と希望の街』で映画監督デビュー、以後数々の問題作を発表した。日本ヌーベルバーグの旗手と評判を得るが、上映中止問題で松竹を退社、1961年に独立プロ「創造社」を、1975年には「大島渚プロダクション」を設立し、日本映画の斜陽期にありながら常に新機軸となり得る作品を発表、日本のみならず国際的な評価を手中にし、名立たる賞を受賞した。1960年、テレビの世界にも活動範囲を拡げ、ドラマやドキュメンタリーに、脚本、脚色、演出、そして出演と多岐にわたって活躍した。テレビドラマ脚本として、『殺意』(1960年・NHK)、『青春の深き淵より』(1960年・関西テレビ)、『いつか極光の輝く街に』(1963年・TBS)、『七人の孫』(1964年・TBS)などがある。夫人は女優の小山明子。1996年脳卒中に倒れ、後遺症と闘いながらも創作意欲を燃やし続けた。2013年、肺炎により80歳で没。
代表作
青春の深き淵より
おかあさんシリーズ「あなたを呼ぶ声」

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