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Hojo Hideji

Profile
北條秀司 1902年、大阪生まれ。本名:飯野秀二。大阪市立甲種商業学校予科を修了後、1920年日本電力に入社。勤務しながら関西大学の夜間部を卒業した。商業学校在学中の1919年に室町銀之助のペンネームで宝塚少女歌劇の脚本公募に応募、一等に入選し、翌年7月『コロンブスの遠征』という題名で上演された。1926年東京建設所に転勤、1928年に新設の箱根登山鉄道へ出向する。1933年劇作家を志して岡本綺堂に師事、師から北條秀司の筆名を命名される。綺堂主催の月刊誌『舞台』に参加し、1937年に執筆した戯曲『表彰式前後』が新国劇で上演され、劇作家としてのデビューを果たす。1939年、綺堂の死を機に会社を辞め、劇作家業に専念。翌年、長谷川伸に師事する。1947年、『王将』(新国劇・辰巳柳太郎主演)が大ヒットした後は数多くの名作戯曲を執筆し、名立たる大賞を受賞、演劇界の重鎮として尊敬を集め、1987年には文化功労者に選定された。1996年5月、93歳で没。
Masterpieces
狐と笛吹き
姫重態

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