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どたんば

作品No
ST-00003
放送年
1956年
放送系列/制作局
NHK
脚本家
菊島隆三
単発/連続
単発
受賞歴
芸術祭賞
作品紹介
福岡県の炭坑で起きた落盤事故の現場を舞台に、取り残された人々が救出されるまでの様々な人間模様を描くドラマ。事故現場に取り残されたカナリヤと4人の炭鉱労働者の葛藤、彼らを心配して駆けつけた家族と事業主とのやりとり、必死の救助作業などが描かれる。生放送のスタジオドラマで、地上と坑内のセットを別々に組み、極限状態に追い詰められた人間の緊迫感をリアルに描きだし、その後のテレビドラマに大きな影響を与えた。当時としては珍しい90分のドラマ。 菊島隆三の作で加東大介、三国連太郎、津島恵子、藤間紫、殿山泰司などが出演。三国連太郎にとってはこれがテレビドラマデビュー作となった。第11回芸術祭文部大臣賞を受賞。放送と同時に録画されたため、ドラマの全編がフィルム映像として現存している。放送の翌年には映画化された。
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