デジタル脚本アーカイブズ詳細ページ

石の庭

作品No
ST-00011
放送年
1957年
放送系列/制作局
NHK大阪
脚本家
有吉佐和子
単発/連続
単発
受賞歴
芸術祭奨励賞
作品紹介
NHK大阪放送局制作。室町時代、応仁の乱後の京都を舞台に、龍安寺の石庭作りにまつわる兄弟の愛憎と封建社会の階級制を鋭くえぐり出したドラマ。1時間の生放送でカメラが2台のみという限られた条件での制作。スタジオに石庭を作り上げ、その裏手に兄弟の部屋や姫の館のセットを組んで、その隙間を2台のカメラが長いケーブルを引きずって動く。その中をカメラの邪魔をしないようにスタッフが駆け回り、出演者は移動しながら衣裳を着替え、次の場面にスタンバイする。出演者、スタッフとも相当な苦労を強いられた。第12回芸術祭奨励賞を受賞。 有吉佐和子の作で、出演は庭師兄弟の兄を演じた久米明をはじめ、石田茂樹、高森和子、鳳八千代、松岡与志雄、関本勝、武周暢、内田朝雄など。演出は和田勉。生放送で正式な録画はされていなかったが、和田が記録用にキネコに撮っておいたため、それがのちにビデオ化された。
タグ

検索結果一覧に戻る

ページ /