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煙の王様

作品No
ST-00049
放送年
1962年
放送系列/制作局
TBS
脚本家
生田直親
単発/連続
単発
出演者
百々山加代…菅井きん、一彦…佐々木功、三明…市川好郎、国子…相原ふさ子、末子…榊原秀春、武藤甲吉…河野秋武、華子…北島マヤ、その他
受賞歴
芸術祭賞
作品紹介
 川崎の工場街をバックに、たくましい生活力で自分の進む道を切り開く少年の力強い行動と素朴な夢を通して労働者の魂を描いた作品。第17回芸術祭文部大臣受賞。全編フィルム撮影で制作。  明朗快活な少年、百々山三明は4人兄弟の次男であだなは“ポパイ”。父は他界し、現在は母と5人で暮らす。一家は、埋立地の工場敷地内にある廃棄処分された旧三等列車を改造して住んでいたが、ある日、長男の一彦が工場で事故に遭い、足が不自由になってしまう。わずかな失業保険をもらってぶらぶら過ごしていた一彦は遂には家を飛び出してしまう。それでもポパイはめげずに工場の臨時工となって日給230円を稼いで家族を支えるが、工場の施設課の男から「引込み線の拡張工事をするから今の住まいを立ち退け」と宣告されてしまう。希望を失った大人たちをよそに、ポパイは力強く生きようとするが、強制執行の日は容赦なく迫ってくる・・・
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