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みつめいたり

作品No
ST-00109
放送年
1968年
放送系列/制作局
フジテレビ
脚本家
山内久 立原りゅう
単発/連続
連続
受賞歴
放送批評家賞(ギャラクシー賞)
作品紹介
第6回放送批評家賞(ギャラクシー賞)受賞作品。タイトルの「みつめいたり」は、詩人・茅野粛々の作品「見つめ至り」をもとにしているという。1964年に制作されたが、内容が暗いとして放送されずオクラ入りしていた。その後、1968年に3年半ぶりに放送された。主演はこれが初主演となる栗原小巻。彼女はバレリーナを目指して東京バレエ学校に入学したが、「バレエをやるには演技力の基礎訓練が必要」という教えに従って、1963年に俳優座養成所に15期生として入った。その俳優座養成所を半年休学して参加したのが本作。彼女が女優の面白さに目覚めたドラマといわれる。 昭和初期の金沢を舞台に、若者の純愛を描いた物語。その底流にあるのは軍国主義の時代における反戦思想がある。陸軍中将の大河光政の末娘・和歌子は、堅苦しい見合いの席を嫌って抜け出してしまう。そこで、光政に仕える馬丁の息子・平一郎と出会う。楽しく語らううちに、2人はお互いに次第に惹かれ合うようになるのだが……。
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