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わが父北斎
- 作品No
- ST-00121
- 放送年
- 1970年
- 放送系列/制作局
- 毎日放送
- 脚本家
- 星川清司
- 単発/連続
- 単発
- 受賞歴
- 芸術祭優秀賞
- 作品紹介
- 第25回芸術祭優秀賞、1972年イタリア賞グランプリ受賞作品。「冨嶽三十六景」などの作品で知られる江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎。版画のために妻も子も名誉もすべてを犠牲にして、風景版画に情熱を注ぎ、ひたすらおのれの作品一筋に賭けたその人生を、娘の阿栄の目を通して描いた人間ドラマ。ドラマの背景として江戸の風物詩もふんだんに盛り込まれている。葛飾北斎は三国連太郎、娘の阿栄(葛飾応為)は岡田茉莉子が演じた。 脚本は映画「新選組始末記」「眠狂四郎シリーズ」「陸軍中野学校」など大映で市川雷蔵や勝新太郎の代表作を手掛け、日活でも高橋英樹、渡哲也、石原裕次郎、小林旭、吉永小百合らの出演作などを手がけた星川清司が担当。この後、星川は小説家となり、1990年(平成2)に「小伝抄」で第102回直木賞を受賞。その後は「夢小袖」「櫓の正夢」「利休」「小村雪岱」などの話題作を次々と発表した。
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