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必殺仕掛人

作品No
ST-00137
放送年
1971年
放送系列/制作局
TBS系/朝日放送
脚本家
国弘威雄ほか
原作者
池波正太郎
原作名
仕掛人・藤枝梅安
単発/連続
連続
受賞歴
ギャラクシー選奨、ピカレスな映像美
作品紹介
 必殺シリーズ第1作。池波正太郎の連作小説『仕掛人・藤枝梅安』とそのさきがけになった短編『殺しの掟』を原作としているが、ドラマ化に際して人物配置などの違いがある。 文化文政の江戸時代。口入れ屋の音羽屋半右衛門を元締に、浪人剣客の西村左内、鍼医の藤枝梅安という仕掛人チームが依頼者から金銭をもらって悪人を抹殺し、法では正せなかった恨みを晴らすという時代劇。闇と光の革新的な映像美も高評価で、ギャラクシー選奨を受賞する。  金をもらって悪人たちを抹殺する主人公というピカレスク時代劇は、当時としては異例なものだった。この新手を打ち出した裏には、同時間帯に放送されていた大人気のニューウェーブ時代劇「木枯し紋次郎」を超えようとの狙いもあった。殺し屋が主人公という内容は当初危惧する向きもあったが、予想外に多くの視聴者から共感を得るところとなり、以後“必殺”は「仕置人」「仕事人」と引き継がれ息の長いシリーズとなった。
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