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寺内貫太郎一家

作品No
ST-00154
放送年
1974年
放送系列/制作局
TBS
脚本家
向田邦子
単発/連続
連続
受賞歴
向田邦子ホームドラマの代表作
作品紹介
三代続く下町の石材店を舞台に、古き良き時代の頑固親父を中心とする一家と周囲の人々とのふれあいを綴った久世光彦プロデュースのホームコメディ。平均視聴率31.3%。向田邦子によるホームドラマの代表作であり、テレビ大賞受賞作。  主人公の貫太郎は体重100㎏以上。納得できないことがあると、家族だろうと誰だろうと手を上げたりするほど短気で喧嘩っ早いが、日頃は懐も深く面倒見も良いため憎まれずに慕われている。そんな頑固親父を中心に、家族やご近所さんとの人情味あふれるやりとりを描いていく。その一方で孤独や老い、死という深いテーマも描かれている。  向田邦子は自分の父親(保険会社の幹部社員)をモデルにして貫太郎像を創ったという。貫太郎の母きんと彼の息子周平によるアドリブ合戦は名物となり、貫太郎と周平の大喧嘩も話題を呼んだ。きんを演じた樹木希林が“ジュリ~!”と叫んで身悶えするギャグはこのドラマから生まれた。翌年には第2シリーズも作られ、向田の没後にもスペシャルドラマが制作された。
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