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傷だらけの天使 港町に男涙のブルースを

作品No
ST-00156
放送年
1974年
放送系列/制作局
日本テレビ
脚本家
大野靖子
単発/連続
一話完結
受賞歴
青春ドラマが描く鮮烈な国家告発
作品紹介
1974年から1975年にかけて放送された青春ドラマ。全26話。萩原健一演じる木暮修と、水谷豊演じる乾亨の2人の若者が探偵の下働きとしてコンビを組んで活躍する。初期にはヌードシーンがふんだんに登場するなど、当時のテレビドラマとしては画期的な作風で、演出も深作欣二、神代辰巳、恩地日出夫ら映画監督が担当して話題になった。萩原健一が新聞紙を首から下げ、トマト、コンビーフ、魚肉ソーセージなどにかぶりつき、牛乳を飲むオープニング映像や、劇中、亨が頻繁に修を「兄貴ぃー!」と呼ぶシーンなども印象的。 第4回「港町に男涙のブルースを」は大野靖子脚本、神代辰巳監督。東南アジアから輸入されている冷凍エビを横流ししている犯人を突き止めるため、小さな港町に派遣されていた修が、突然ヤクザたちに襲われる。間一髪で逃げ出す修だが、その後も何者かに襲われ、場末のバーで梶という男に助けられる。修は梶の経営するヌードスタジオを手伝うことになるのだが……。事件の背景には、かつて戦時中にニューギニアで起きた事件があり、国家に対する鮮烈な告発が綴られる。
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