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幻の町
- 作品No
 - ST-00191
 - 放送年
 - 1976年
 - 放送系列/制作局
 - TBS系/北海道放送
 - 脚本家
 - 倉本聰
 - 単発/連続
 - 単発
 - 受賞歴
 - 芸術祭優秀賞
 - 作品紹介
 - 芸術祭優秀賞受賞作。芸術選奨文部大臣賞受賞対象作品。 公作とさわの老夫婦は樺太からの引揚者で、戦前20年ほど住んでいた真岡町の地図作りを生きがいにしており、この10年、知り合いを訪ねて歩き記憶をまとめてきた。二人は小樽に住む知人を訪ねるが、既に亡くなっており、その娘のゆかと話をする。宿に戻り地図を忘れたことに気付いてゆかを再訪するが、地図は見つからない。ゆかは恋人とのデートに行く直前、地図を見つけて二人を捜す。ゆかは夫婦を捜すうちに、この地図が真岡のものではなく、別の町のものだと気づいてしまう。夫婦の記憶が不確かになり、引き上げ先の内地の町と混同していたのだ。ゆかは夫婦を見つけて地図を返すが、この地図は真岡の物ではないと真実を告げざるを得なかった。途方に暮れて港に向かう夫婦の前に樺太行きの船が入港してくる・・・。
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