源氏物語
- 作品No
- ST-00241
- 放送年
- 1980年
- 放送系列/制作局
- TBS
- 脚本家
-
向田邦子
- 単発/連続
- 単発
- 受賞歴
- ギャラクシー選奨(向田邦子)
- 作品紹介
- 膨大な原作「源氏物語」のどこを切り取るかで味わいも違ってくるが、本作は藤壺、紫の上、女三の宮とつながる、いわゆる「紫のゆかりの物語」を中心に展開していく。
光源氏と恋物語を繰り広げる美女は8人。向田脚本は豪華絢爛な平安絵巻というだけでなく、愛の喜び、はかなさ、運命の不思議さなど、光源氏と彼をめぐる様々な女性の生涯を生き生きと描き出した。
光源氏は桐壺帝の二番目の皇子として生まれた。母の桐壺更衣は帝の寵愛を独占したが、三歳の源氏を残して他界。帝はやがて桐壺に生き写しの藤壺を女御として迎える。源氏は初め藤壺を母と慕っていたが、いつの間にか恋にまで深まってしまう。ある日、源氏は藤壺に抑えきれぬ胸の内を明かし、激しく抱きしめるが、彼女は「もうこれ以上罪を犯すことはできない。二度と会うことはない」と告げた。その後、源氏は愛の遍歴を重ねることに……。向田邦子は、本作ほかの脚本によりギャラクシー選奨を受賞。
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