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黒い雨~姪の結婚

作品No
ST-00288
放送年
1983年
放送系列/制作局
日本テレビ
脚本家
高橋玄洋
原作者
井伏鱒二
原作名
黒い雨
単発/連続
単発
受賞歴
ギャラクシー賞/プラハ国際テレビ祭特別賞
作品紹介
核兵器の問題を浮き彫りにして世界的にも有名な井伏鱒二の原爆文学「黒い雨」を、初めてドラマ化した作品。戦争がもたらす苦難や悲しみを描き出す。1983(昭和58)年の「24時間テレビ」の中で放送された。原作は文学誌「新潮」に連載され、当初は「姪の結婚」という題名だったが、連載途中で「黒い雨」に改題された。ドラマはこの2つをタイトルにしている。1989年には今村昌平監督で映画化もされている。プラハ国際テレビ祭特別賞(ドキュメンタリードラマ部門視聴者賞)受賞。第23回ギャラクシー賞受賞。 戦時中に広島市内で被爆した閑間重松と妻シゲ子。その後遺症で夫婦は重労働ができなかったため、村人からは怠け者といわれた。同居する姪の矢須子は直接被爆はしなかったものの、そのあとに降った「黒い雨」に打たれていた。矢須子は婚期を迎えていたが、被爆したという噂が広まり、縁談は次々と壊れてしまう。重松は矢須子が被爆していないことを証明しようとする。そんな中、矢須子が難病を発症してしまう……。
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