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ジェームス三木(じぇーむすみき)

プロフィール
1935年、満州国奉天市(現・中国瀋陽市)生まれ、大阪育ち。高校時代に主演・演出した芝居が大阪府高校演劇コンクールで1位入賞。高校を中退し俳優座養成所に入るが、途中で挫折。その後、テイチクレコードの専属歌手となり、ディック・ミネの前座や石原裕次郎のテスト録音を務めた。フランク永井の対抗馬として売り出すも芽が出ず、13年間の下積み生活を送る。30歳を過ぎて同人誌に発表した小説「装飾音符」が「新潮」に転載され、文筆業に転身しようとシナリオ講座に通う。1968年、処女作「アダムの星」で新人映画シナリオコンクール準入選。映画監督・野村芳太郎の目に留まり、翌年に映画「夕月」で脚本家デビュー。その後、テレビドラマの人気脚本家となる。1985年のNHK連続テレビ小説「澪つくし」は視聴率55%を記録し、日本文芸大賞脚本賞も受賞。1987年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で大河ドラマ史上1位の視聴率を獲得し、いまだに破られていない。1989年、映画「善人の条件」で初監督に挑戦した。
代表作
澪つくし高校連続殺人事件
大河ドラマ「独眼竜政宗」

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