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白坂依志夫(しらさか よしお)
- プロフィール
- 白坂依志夫 1932年、東京都出身。本名:八住利義。脚本家・八住利雄(1903年~1991年)の息子。中学生の頃から父親の代作を務めていた。学生時代、演劇活動に熱中する傍らアルバイトで脚本執筆を始め早稲田大学を中退した。1955年、大映東京撮影所に脚本家として入社。1957年公開の映画『永すぎた春』(三島由紀夫原作)の脚本で注目され、同年大映を退社し、映画会社各社で執筆、日本映画界の若き旗手として活躍した。1958年には、映画界とテレビ局の闘いを描いた異色テレビドラマ『マンモスタワー』(ラジオ東京=現TBS)で、脚本を対象に芸術祭奨励賞を受賞した。映画脚本では増村保造監督と組んでの作品が多くあり、一緒に「行動社」という独立プロダクションも立ち上げている。テレビドラマには、『有頂天時代』(1959年・フジテレビ)、『男性諸君!』(1965年・NHK)などの脚本の他、脚色作品も多数ある。2015年1月、肺炎のため自宅で死去。82歳だった。
- 代表作
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マンモスタワー
若ものー努の場合ー