Database脚本家データベース
大垣肇(おおがき はじめ)
- プロフィール
- 大垣肇 1910年、東京都出身。本名:大垣与四男。法政大学中退。作家・佐藤紅緑の息子で、詩人・サトウハチローは異母兄、作家・佐藤愛子は異母妹。真山青果を師と仰いだ。労働運動に従事し、戦後、東京大森で書店を営みながら劇作を続けた。数多くの戯曲を執筆、多くを前進座に提供した。テレビドラマ脚本では、『離れ猪』(1960年・NHK)、『戦国非情』(1960年・日本テレビ)、『帰らざる門出』(1960年・NHK)、『新しき明日の来るを』(1961年・NET=現テレビ朝日)、『紫式部絵巻』(1962年・TBS)、『孤愁』(1962年・フジテレビ)、『西郷隆盛』(1963年・NHK)、『間宮林蔵』(1964年・東京12チャンネル=現チャンネル)などがある。脚色では、師・真山青果原作の『国定忠治』『慶喜命乞』(1957年・ラジオ東京=現TBS)、『土佐犬』(原作名:「人斬り以蔵」・1960年・フジテレビ)を含め多数執筆している。1979年、69歳で死去した。
- 代表作
-
傷痕