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キノトール(きのとーる)
- プロフィール
- キノトール 1922年、東京都出身。本名:木下徹。1943年日本大学芸術学部卒業。学徒出陣し海軍で終戦を迎えた。1949年、「独立劇場」を設立、「東京青年劇場」を経て、三木鶏郎主宰の「冗談工房」に加わり放送台本を執筆。NHKラジオ『日曜娯楽版』のコントを手掛け一躍人気作家となった。1954年、劇団テアトル・エコーの結成に参加し、舞台演出家・脚本家として喜劇の上演に力を入れた。テレビの音楽バラエティーの草分け『光子の窓』(1958年・日本テレビ)に構成作家陣の一人として参加。構成作家というポジションが登場したのはこれが初めてであった。『夢であいましょう』(1961年~1966年・NHK)、クレージーキャッツの『おとなの漫画』(1959~1964年・フジテレビ)の脚本、『11PM』(1965年~1990年・日本テレビ、読売テレビ)、『巨泉×前武ゲバゲバ90分』(1969年~1971年・日本テレビ)などテレビ史に遺るエポックメーキング番組の数々を世に送り出した。1999年77歳で没。
- 代表作
-
勝利者
人命
光子の窓「イグアナドンの卵」