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木下恵介(きのしたけいすけ)
- プロフィール
- 1912年、静岡県生まれ。浜松工業学校(現浜松工業高等学校)を卒業後上京。オリエンタル写真学校を経て、松竹キネマ蒲田撮影所に入所。その後、松竹大船撮影所に移り、島津保次郎監督のもとで修業を積む。戦争が始まったため出兵するが、体を悪くして映画の世界へ戻る。1943年、監督第一作「花咲く港」を発表。1951年には日本最初のカラー作品である「カルメン故郷に帰る」を発表。40年以上に渡る監督人生の中で、「二十四の瞳」「女の園」「喜びも悲しみも幾歳月」など49本の作品を送り出す。ほとんどの監督作品で自らが脚本を執筆している。松竹退社後は木下恵介プロダクションを設立し、テレビドラマに進出。TBSで「木下恵介アワー」「木下恵介・人間の歌シリーズ」などのシリーズを手掛ける。「三人の琴」(1964年・TBS)、「あっけらかん」「おやじ太鼓」(1968年・TBS)、「おやじ山脈」(1972年・TBS)など自ら脚本を担当したテレビドラマも多い。1998年12月、86歳で没。
- 代表作
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赤井川家の客間