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桂一郎(かつらいちろう)
- プロフィール
- 桂一郎 1917年、東京都出身。昭和時代の放送作家。慶応義塾大学を卒業後、東宝勤務を経てシナリオ執筆に専念。『ダイヤル110番』(1957年~1964年・日本テレビ)などテレビの黎明期から成長期にバラエティ番組、ドラマ両ジャンルにわたって活躍した。『ぶっつけ本番・姫重態・人命』(1957年・ラジオ東京=現TBS)で同年芸術祭賞受賞,『木馬の夢――ある分校の物語』(1959年・ラジオ東京=現TBS)で第7回民放大会番組コンクール=現日本民間放送連盟賞・最優秀賞受賞。大作テレビドラマ『人間の條件』(1962年・TBS、大映テレビ室、全26回、加藤剛、藤由紀子主演)を阿部毅、赤坂長義とともに脚色した。映画では堀辰雄の原作を村山俊郎と共同脚色した「風立ちぬ」(1954年・東京映画製作・東宝配給、島耕二監督、久我美子主演)などがある。日本放送作家協会理事歴任。1986年1月21日、69歳で死去。
- 代表作
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ぶっつけ本番