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Ikuta Naochika
- Profile
- 生田直親 1929年、東京生まれ。本名:生田直近。テレビドラマの脚本執筆も多数ある一方、小説家としての著作も数多く遺した。1945年、福島県立立川俣工業学校を中退。1956年、雑誌「映画の友」が公募した懸賞付きシナリオに入賞したのを機に上京し脚本家となる。『判決』(1962年~1966年・NET=現テレビ朝日)、『いまに見ておれ』(1964年・TBS)、『火曜日の女』(1969年~1973年・日本テレビ)などの他、『東芝日曜劇場』に執筆した「煙の王様」(1962年・TBS)は同年度芸術祭賞文部大臣賞を受賞した。小説においても、パニック小説、伝奇ミステリー、山岳サスペンス、時代小説など幅広い分野を執筆し、『雪のコンチェルト』『たぬき坊主』『煙の王様』は原作として映画化され、趣味のスキーを題材にした小説はテレビドラマの原作として描かれることもあった。1993年3月、肝硬変による静脈瘤破裂のため死去。63歳であった。
- Masterpieces
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煙の王様