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正塚の婆さん

作品No
ST-00065
放送年
1963年
放送系列/制作局
TBS
脚本家
橋本忍
単発/連続
単発
受賞歴
芸術祭奨励賞
作品紹介
 第18回芸術祭奨励賞受賞作。脚本の橋本忍はアメリカ映画「十二人の怒れる男」をモデルに、法廷劇で日本の民主主義のありようを描こうとした。 おくに婆さんは、人を困らせることだけが楽しみな、町内でも有名ないじわる婆さん。ある日突然、検察審査会11人の委員の1人に任命され、「日雇いのおばさんの家をヤクザがたたき壊した事件」を追及することになった。しかし悪党どもは巧妙に証拠を隠し、審査会は決め手をつかむことができない。それどころか一味はおどしたり、すかしたりで婆さんを買収しようと画策、ついには原告までが訴訟を取り下げてしまった。これまで政治や裁判には無縁だった婆さんだが、正義を守ろうという強い信念が生まれる……。 タイトル<しょうつかのばあさん>は、三途の川へやってきた死者に対し、衣服をはぎ取ると言われる「奪衣婆」を指し、その存在をおくにと重ねたものだという。
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