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大河ドラマ「花の生涯」

作品No
ST-00070
放送年
1963年
放送系列/制作局
NHK
脚本家
北条誠
原作者
舟橋誠一
原作名
花の生涯
単発/連続
連続
受賞歴
大河ドラマ第一作
作品紹介
大河ドラマ第1作。攘夷論に反対して開国を断行し、桜田門外で果てた大老・井伊直弼の生涯を描いた。直弼は彦根藩第14代藩主井伊直中の十四男。300俵の捨て扶持をあてがわれ、「埋木舎」と名付けた屋敷で部屋住みとしての生活を十数年にわたって余儀なくされる。自らを世捨て人と自嘲しつつ、国学・茶道・乗馬など趣味に没頭し、政治に関わる事を避けてきたが、国学者の長野主馬と主馬の恋人である村山たかと出会った事で運命の歯車が動き出す・・・。主演の2代目尾上松緑は「歌舞伎の興行に穴をあけない」という条件での出演だったためスタジオ入りは22時、撮影は明け方まで及んだ。また当時、「映画会社専属俳優はテレビに出演できない」という"五社協定"があったが、プロデューサーの合川明は松竹の専属俳優・佐田啓二を長野主膳役に起用するべく、佐田の自宅に日参して口説き落とした。これを機に協定は崩れ、松竹の淡島千景もヒロイン・たか役で出演した。
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