デジタル脚本アーカイブズ詳細ページ

ある勇気の記録第一話

作品No
ST-00092
放送年
1966年
放送系列/制作局
NET
脚本家
佐治乾 鈴樹三千夫
単発/連続
連続
受賞歴
芸術祭奨励賞
作品紹介
原作はノンフィクション作品「ある勇気の記録 -凶器の下の取材ノート-」。当時、広島市周辺で起こっていた暴力団による第二次広島抗争に対して、中国新聞社が「暴力追放キャンペーン」と銘打って、1963年から1965年まで取材した記事をまとめて出版し、1965年(昭和40年)の第13回菊池寛賞を受賞。 それを全34回の連続ドラマにしたのが本作。ある新聞社を舞台にベテランから若手まで様々な記者が、暴力の温床を一掃しようと奮闘する姿を描く。セミドキュメンタリー風のドラマで、撮影は実際に広島で行われ、地元広島の劇団員や市民も参加した。NHK「事件記者」で人気となった滝田裕介、永井智雄、高松英郎らが顔を揃え、さらに社会派の巨匠として知られる山本薩夫監督が演出陣に加わったことから注目度は高く、全国的に好評を得た。モデルになった事件が記憶に新しいことから、視聴者にとってよりリアルなドラマとして受け止められた。第1回「誰のための街」は第21回芸術祭奨励賞を受賞。
タグ

検索結果一覧に戻る

ページ /