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スペシャルドラマ 「河を渡ったあの夏の日々」
- 作品No
 - ST-00143
 - 放送年
 - 1973年
 - 放送系列/制作局
 - NHK
 - 脚本家
 - 山田太一
 - 単発/連続
 - 単発
 - 受賞歴
 - 「テレビドラマ代表作」/芸術祭優秀賞
 - 作品紹介
 - 東京・佃島の魚河岸で働く独り暮らしの老人・兵五郎が家の二階を間借りに出したところ、長髪にサングラスのヒッピー・昭二が現れて気ままに暮らし始める。昔気質の兵五郎が部屋の片づけや身なりなどをきつく叱ってもどこ吹く風。好き勝手に友人まで同居させてしまう。しかしそのうち、すぐムキになるなど互いが似ているこちに気づき、認め合うようになる。昭二たちが去って実直なサラリーマンが間借りするようになると、兵五郎は「あいつら、ムキになって生きてたなあ」と懐かしむようになる。 生き方やファッションの違いのなかに、人としての普遍的な何かを見つめようとする。山田太一はそういった世代間ドラマを、3年後に始まる山田太一シリーズ「男たちの旅路」(1976~81年)にも語り継いでいく。
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