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真夜中のあいさつ

- 作品No
- ST-00158
- 放送年
- 1974年
- 放送系列/制作局
- TBS
- 脚本家
- 山田太一
- 単発/連続
- 単発
- 受賞歴
- 「テレビドラマ代表作」/芸術祭大賞
- 作品紹介
- 深夜ラジオのDJ・内山隆太郎が番組の人気を挽回すべく、女性ディレクターの大関とともに、番組に寄せられた聴取者の恋を応援しようという企画を立てる。そして、調布飛行場の整備士・藤田菊雄の体験談を取材・放送して話題となる。しかし、藤田のそれは作り話で、相手の女性・妙子も姿を消してしまう。当然、ラジオ局には非難が殺到し、DJ・内山とD・大関は降板へと追い込まれる。 ドラマ(山田太一)は、そういった聴取率のプレッシャーをスタッフに、マスコミの影響力を藤田や妙子に描き込みながら、マスメディアのある側面を批評する。しかし最後には、妙子に「つながりが欲しいんだな、友だちが欲しいんだな・・・」と言わせて、ラジオの存在価値を静かに伝える。
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