デジタル脚本アーカイブズ詳細ページ

千羽鶴幻想

作品No
ST-00294
放送年
1984年
放送系列/制作局
日本テレビ系/読売テレビ
脚本家
千葉多喜子
単発/連続
単発
出演者
沢田道子…中田喜子、誠…多賀基史、三好ひろし…太田聡、中川憲介…森本レオ、里…三条美樹、安福助教授…入川保則、松岡アン…三条泰子、デスク…    新田昌玄、秀…北林谷栄、他
受賞歴
「テレビドラマ代表作」/ギャラクシー奨励賞
作品紹介
第3回読売テレビゴールデンシナリオ賞優秀賞受賞作品の「千羽鶴よ大空へ」をドラマ化。被爆して行方不明になった子供の魂が、現代の少年の前に現れて母を探す。それを通して広島の原爆被爆者の無念さを描く。原爆を扱ったドラマは多いが、その中でも特筆される一本。風化が叫ばれる昨今だけに、なおさら本作の持つ意味は大きい。三船プロダクションと読売テレビが制作した。2009年には劇団「ふぉんて」により演劇として横浜で上演された。 10歳の誕生祝いに、母の道子と広島へ野球を見に行くことになっていた誠。だが、突然熱を出す。朦朧とした意識の中で誠が目を開けると、勉強机に誰かが座っている。その少年は、ひろしという名前で、39年前の今日生まれたのだという。そして、驚くべきことにひろしは、広島に落とされた原子爆弾で被爆して行方不明となり、その霊魂が現代に姿を現したというのである。ひろしは誠と一緒に、今も生きているはずの母を探すのだが……。
タグ

検索結果一覧に戻る

ページ /