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赤い夕日の大地でー家路ー

作品No
ST-00334
放送年
1987年
放送系列/制作局
日本テレビ
脚本家
市川森一
原作者
良長勢伊子
原作名
赤い夕日の大地で
単発/連続
単発
受賞歴
ギャラクシー個人賞(二木てるみ)/『ドラマ』掲載脚本
作品紹介
「第7回読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞カネボウスペシャル」優秀賞に輝いた良永勢伊子の作品をドラマ化。市川森一が脚本を書き、せんぼんよしこが演出して「カネボウヒューマンスペシャル」の枠で放送された。中国残留孤児をテーマにした作品で、敗戦後に中国大陸に取り残された日本人が、悲惨の極みを味わった歴史的事実をもとに壮大なスケールで描いた。戦争を知らない世代にも胸に響くドラマになっている。 かつて中国大陸に娘を残してきた石渡芳子は、テレビで中国残留孤児がまもなく訪日することを知る。その中には、かつて満州に残した娘の孫美華がいた。やがて美華は来日する。だが、芳子は自分が親だと名乗り出ることができなかった。なぜなら、芳子にはすでに新しい家族がいて、再婚した夫の手前名乗り出ることができずにいたのだ。芳子は隣家の主婦・相沢久美子に頼んで事情を調べてもらう。まもなく、美華は芳子と対面し母親だと直感するが、芳子は逃げるように立ち去ってしまう。その後、ようやく美華を自分の娘だと認めた芳子は、中国で起きたことを語り始める……。
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