山内久(やまのうちひさし)
- プロフィール
- 山内久
1925年、東京生まれ。父は弁士の山野一郎、兄は俳優の山内明、弟は作曲家の山内正、妻は脚本家の野田高梧の娘・立原りゅう、妹の夫は作曲家の小杉太一郎、姪がエッセイストの山内美郷、という芸術芸能一族である。1950年、東京外国語大学を卒業、松竹大船撮影所脚本部に入社、初公開映画は「花のおもかげ」を馬場当との共同脚本。1960年にフリー脚本家となる。松竹在籍中に執筆した映画「幕末太陽傳」(1957年・日活)は田中啓一、1958年公開の日活映画「盗まれた欲情」「果しなき欲望」は鈴木敏郎というペンネームを使用している。テレビドラマ脚本としては、『若者たち』(1966年・フジテレビ)、『なかよし』(1967年・フジテレビ)など、脚色では『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』(キングスレイ・ウォード原作・城山三郎訳・1990年・NHK)などがある。2015年9月、老衰のために死去。90歳だった。
- 代表作
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夏
山本富士子アワー第1回「にごりえ」
はらから
若者たち 第1回「出発」
みつめいたり
海のあく日
春風馬堤曲
あかねの空
男子の本懐
破獄
北の海峡
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